Windows向けのJavaアンインストール・ツールに関する情報

Javaアンインストール・ツールは、Javaのバージョンの検出およびアンインストールのプロセスを簡略化することで、コンピュータのセキュリティの向上を支援します。アンインストール・ツールはコンピュータ上のJavaバージョンのリストを表示し、ユーザーは削除するバージョンを選択できます。

Javaアンインストール・ツールの特徴

  • 削除対象として検出されたバージョンのJavaがユーザーに示されます
  • ユーザーはすべて削除するよう選択するか、削除する特定のバージョンのJavaを選択することができます
  • Windowsオペレーティング・システム上で動作します
  • Java 1.4.2以降のバージョンを検出および削除できます。
  • Javaインストーラを使用してインストールされたJavaバージョンのみが検出されます。独自のインストーラを使用するアプリケーションにバンドルされているJavaの場合、そのバージョンのJavaは削除対象として表示されません。

システム要件

オペレーティング・システム: Windows
Windows Vista、Windows 7、Windows 8、Windows 10、Windows Server 2008 R2、Windows Server 2012
ブラウザ: ブラウザ指定なし
Javaバージョン: Javaバージョン1.4.2以降を削除できます。
Javaでのツールの実行が求められません。
その他: ツールはオンラインで実行する必要があります - 注意を参照

Javaアンインストール・ツールの更新。変更済ツールではJavaが不要になりました。以前のツールはJavaアプレットとして実行されていました。最新バージョンのアンインストール・ツールへのブックマークを更新することをお薦めします。


Javaアンインストール・ツールはどのように動作しますか。

  1. お使いのシステムがサポートされているシステム(Windows)かどうかがツールWebページによってチェックされ、そうでない場合はお使いのシステムがサポートされていないことを示すメッセージが表示され、手動のアンインストール手順へのリンクが提供されます。
  2. ツールの使用条件に同意した後、実行可能ファイルのJavaUninstallTool.exeをダウンロードします。
  3. ツールが起動すると、Javaアンインストール・ツールを実行するかどうかを尋ねるWindowsユーザー・アカウント制御(UAC)ダイアログが表示される場合があります。このプロンプトが表示された場合、ツールをロードするには、「実行」ボタンをクリックします。
  4. ツールは削除できるJavaバージョンがあるかどうかを確認します。ない場合は、コンピュータにJavaのバージョンがないことを示すメッセージが表示されます。それ以外の場合は、バージョンのリストが表示され、「選択したバージョンのアンインストール」をクリックすると、削除するプロセスが開始されます。
  5. Javaバージョンがアンインストールされている間、進捗バーが表示されます。
  6. 選択したすべてのJavaバージョンのアンインストールが完了すると、このツールでは正常にアンインストールされたJavaバージョンと、残りの古いおよび最新のJavaバージョンがリスト表示されます。選択したバージョンのすべてを正常にアンインストールできなかった場合、失敗したバージョンのリストを示すメッセージが表示されます。また、アンインストールされたバージョンは、ツールの実行中に発生したエラーとともにログ・ファイルに書き込まれます。

ツールにインターネット接続が必要なのはなぜですか。

ツールの最新バージョンを確認するため、ツールにはインターネット接続が必要です。

インターネットへのアクセスにプロキシを使用する場合、Windowsの「コントロール パネル」の「インターネット オプション」、または「ネットワークとインターネット」(Windows 10)でプロキシが正しく設定されていることを確認してください。

Javaアンインストール・ツールにアクセスするにはどのようにすればよいですか。

このツールは、Javaアンインストール・ツールのWebページで使用可能です。

Windowsプラットフォーム:
  1. ツールの使用条件を確認します
  2. 「条件に同意して続行します」ボタンをクリックしてツールをダウンロードします
    ブラウザのダウンロード情報が下に示されます
  3. ダウンロードしたファイルをクリックしてツールを起動します
    アプリケーションを最初に実行する際、ユーザー・アカウント制御(UAC)プロンプトが表示されて、「このアプリケーションがPCに変更を加えることを許可しますか。」と尋ねられますJavaアンインストール・ツールがリスト表示されます。アプリケーションの実行を許可する場合は「はい」をクリックします。

ツールではインストールされた最新のJavaバージョンが削除されますか。

はい。ツールは、Windows上のバージョン1.4.2以降を削除できます。
他のシステム上のコンピュータからJavaを完全に削除する場合は、
「MacのOracle Javaをアンインストールするにはどうすればよいですか。」を参照してください。
LinuxのJavaをアンインストールするにはどうすればよいですか。

1.4.2より下のバージョンを削除するにはどうすればよいですか。

エラーが見つかった場合または1.4.2より下のバージョンを削除する必要がある場合、Javaを手動でアンインストールすることができます。

アンインストール・ツールを使用して削除されたバージョンを復元できますか。

いいえ。システムに必要なことがわかったバージョンをアンインストールした場合は、再インストールする必要があります。旧バージョンのJavaアーカイブを参照してください。

Java Development Kit (JDK)は、アンインストール・ツールによって削除されますか。

いいえ。このツールで、Java Development Kit (JDK)のインストールは削除されません。

アンインストール・ツールの使用条件を表示できないのはなぜですか。

ユーザーがポップアップを許可しないようにブラウザを構成している可能性があります。一部のブラウザは、ページ上のリンクをポップアップとして解釈します。使用条件を表示するには、java.comからのポップアップを許可して再度リンクをクリックします。

Javaでツールを使用してアンインストールしようとするとエラーが発生する場合はどうすればよいですか。

Javaバージョンのアンインストールが失敗すると、警告がログ・ファイルに書き込まれます。例:
WARNING: Failed to uninstall: Java 8 Update 91, ErrorCode: 1605

エラー・コードはWindows MSIエラー・コードに関連します。

ログ・ファイルはTempフォルダ内にあります。
C:\Users\<username>\AppData\Local\Temp\JavaUninstallTool.log

MSIエラー・メッセージ情報

Windows MSIエラー・コードの説明はMicrosoftサイトに記載されています。»MSIエラー・メッセージ (microsoft.com)

問題の報告

Javaアンインストール・ツールに関する問題を報告する場合は、問題の報告ページを使用してご連絡ください。


アンインストーラ・ツール - トラブルシューティング

Javaアンインストーラ・ツールを使用してJavaを削除中に問題が発生した場合、次のオプションが他のユーザーに役立ってきました。

システムを再起動してJavaアンインストーラ・ツールを再試行します

システムを再起動する前に作業を保存してアプリケーションを閉じてから、アンインストーラ・ツールを起動します。

Windowsの「プログラムの追加と削除」を使用してJavaを手動でアンインストールします

ツールを使用して削除できないバージョンがある場合、他のソフトウェア・プログラムの削除と同様に手動でバージョンを削除できます。

Microsoft ユーティリティの実行

Microsoft ユーティリティを実行し、プログラムの完全なアンインストールを妨げたり新規のインストールと更新をブロックしている、破損したファイルおよびレジストリ・キーを修復します。


ツールのダウンロードおよび実行

ダウンロードされた実行可能ファイルへのアクセス方法は、使用されるブラウザによって異なります。

Chrome

Chromeでファイルがダウンロードされた後、Chromeブラウザの最下部を参照してダウンロードされたJavaUninstallTool.exeファイルをクリックすると、アプリケーションが起動します。

ファイルがダウンロードされたことを確認するChrome情報バー

Internet Explorer

Internet Explorerブラウザの最下部に、「JavaUninstallTool.exeを実行または保存しますか。」というプロンプトが表示されます。「実行」をクリックしてアプリケーションを起動するか、「保存」をクリックしてファイルをダウンロードし、後で実行します。

ファイルがダウンロードされたことを確認するChrome情報バー

Edge

Edgeでファイルをダウンロードした後、「実行」をクリックしてアプリケーションを起動するか、後で「ダウンロード」フォルダからファイルを実行できます。

ファイルがダウンロードされたことを確認するChrome情報バー

Firefox

FirefoxではJavaUninstallTool.exeファイルの保存か、ファイルを開くことの取消しのプロンプトが表示されます。「ファイルの保存」をクリックして、希望する場所に保存します。ファイルをダウンロードした後、保存したファイルをクリックしてアプリケーションを起動します。

ファイルがダウンロードされたことを確認するChrome情報バー


ユーザー・アカウント制御プロンプトへの応答

設定に応じて、アプリケーションを実行しようとするとユーザー・アカウント制御(UAC)プロンプトが表示され、「このアプリケーションがPCに変更を加えることを許可しますか。」と尋ねられます。Javaアンインストール・ツールがリスト表示されます。

デフォルトでは、Javaのバージョンを削除するには管理権限が必要であるため、「はい」をクリックしてアプリケーションの実行を許可します。管理者として実行していない場合、管理者アカウントを選択して管理パスワードを入力する必要があります。管理者権限がない場合、ツールは使用できません。

アプリケーションの実行を許可するよう求めるUACダイアログ