インストール・エラー: 「現在のプロキシ設定では続行できません」


このトピックは、次に当てはまります。:
  • プラットフォーム: Windows 8, Windows 7, Vista, Windows XP, Windows 10
  • Javaバージョン: 7.0, 8.0

症状

Javaのインストール中に、次のエラーが表示されます。
現在のインターネット接続のプロキシ設定ではインストーラを続行できません。


原因

このエラーが発生する場合は、次の2つの原因が考えられます。
  • 現在、オンライン・インストール・プログラムは認証されたプロキシに対応していません。ユーザーのコンピュータが認証されたプロキシ・サーバーの外側にある場合に、このエラー・メッセージが表示されます。
  • ユーザーがプロキシ・サーバーを必要とし、ブラウザでプロキシ・サーバー情報を指定していなかった場合に、このエラー・メッセージが表示されます。

解決策

この問題を解決する方法は2つあります。
  1. Windowsオフライン・インストールを使用します
  2. ブラウザでプロキシ・サーバー情報を指定します。
Windowsオフライン・インストール
オフライン・インストール・プログラムには、インストールに必要なすべてのファイルが用意されています。
  • オフライン・インストーラ・パッケージをダウンロードしてインストールします。
  • ファイルのダウンロードの確認メッセージが表示されたら、「保存」をクリックし、ダウンロード・パッケージをわかりやすい場所(デスクトップ上など)に保存します。
  • ダウンロードしたインストール・ファイルをダブルクリックし、インストールを開始します。
プロキシ・サーバー情報の指定
  • 「スタート」メニューから、「設定」  > 「コントロール パネル」の順に選択します。
  • 「コントロール パネル」で、「インターネット オプション」をダブルクリックします。
  • 「LANの設定」ボタンをクリックします。
  • 「プロキシ サーバー」セクションの「LANにプロキシ サーバーを使用する」チェック・ボックスを選択します。
  • 「アドレス」フィールドにプロキシ・サーバーの名前を入力し、「ポート」フィールドにポート番号を入力します。
  • 「OK」をクリックして、変更を適用します。

関連情報

プロキシ・サーバーとは何ですか。プロキシ・サーバーの情報はどのようにして入手しますか。

プロキシ・サーバーは、ユーザーのコンピュータとインターネットとの間に設置されるコンピュータです。インターネットの使用状況を記録したり、Webサイトへのアクセスをブロックするために使用されます。プロキシ・サーバーのファイアウォールは、特定の条件に応じて一部のWebサイトやWebページへのアクセスをブロックします。そのため、Java Runtime Environment (JRE)のダウンロードやJavaアプレットの実行が妨げられる場合があります。

プロキシ・サーバーの役割
  • ファイアウォールおよびコンテンツ・フィルタとして機能
    ISPやイントラネット環境のネットワーク管理者がデプロイするセキュリティ・メカニズム。ネットワークやユーザーを攻撃したり害する恐れのある特定のWebサイトへのアクセスを遮断し、コンテンツ・リクエストをフィルタする目的で使用されます。
  • パフォーマンスの向上
    ネットワーク上のホストによって一定時間アクセスされるWebページをキャッシュ(保存)します。ホストによって同じWebページがリクエストされると、プロキシ・サーバーはキャッシュした情報を使用し、コンテンツ・プロバイダからのページ取得は行いません。これによりWebページへの高速なアクセスが可能になります。
プロキシ・サーバー情報の取得
次の項目について、インターネット・サービス・プロバイダ(ISP)またはシステム管理者に確認してください。
  • プロキシ・サーバーの情報を取得する方法
  • Javaアプレットをネットワークで実行できないように設定されている場合
  • ブロックされているWebサイトにアクセスしたい場合