サード・パーティのスポンサのオファーなしでJavaをインストールするにはどうすればよいですか。
このトピックは、次に当てはまります。:
- プラットフォーム: Windows 7, Windows 8, Windows Vista, Windows XP, Windows 10, macOS
- Javaバージョン: 7.0, 8.0
Javaのリリースによっては、ユーザーがインストールできるサード・パーティのスポンサのオファーが提示されます。Javaのインストール時にサードパーティのスポンサのオファーが提示されないようにするには、2つの方法があります。
オプション1: Javaコントロール・パネルで無効化する(推奨方式)
オプション2: 特定のコマンド・プロンプト方法でJavaをインストールして無効化する
オプション1: Javaコントロール・パネルでスポンサを無効化する(推奨方式)
Java 7 Update 65 (7u65)およびJava 8 Update 11 (8u11)リリースまで、インストール時にスポンサのオファーを無効化する方法は、インストール中にオプションを選択解除するか、SPONSORS=0
をコマンド行オプションとして渡すかのどちらかでした。7u65および8u11リリース以降、スポンサを無効化する新しいJavaコントロール・パネル(JCP)オプションが使用可能になりました。このオプションを使用するには、JCPの「詳細」タブで、「Javaの更新時にスポンサのオファーを表示しない」を選択または選択解除します。このオプションは32ビットおよび64ビットのWindowsオペレーティング・システムに適用され、Java 8 Update 40以降、Mac OS Xシステムで使用可能です。
Javaコントロール・パネルへのアクセス
オプション2: 特定のコマンド・プロンプトを使用してJavaをインストールし、スポンサのオファーを無効化する
8u11および7u65以降のJavaバージョンの場合、オプション1で説明されている簡単な方法を使用してオファーを無効化します。
Javaのインストール時にサードパーティのスポンサのオファーが提示されないようにするには、フラグを指定した特定のコマンド・プロンプト方法を使用してJavaをインストールします。このコマンド・プロンプトを使用したJavaのインストールにより、スポンサのオファーは現在および今後のリリースのJavaで無効化されます。
注意: このコマンド・プロンプト方法では、すでにインストールされているスポンサがアンインストールまたは削除されることはありませんが、今後のスポンサのオファーはすべて阻止されます。この手順を適用できるのは次の場合です。
- Microsoft Windows 32ビットのオンライン・インストーラ(Javaリリース7u55以降)
- Apple OS X 64ビット・インストーラ(Java 8u40リリース)
この手順を、Microsoft Windows用Javaオフライン・インストーラ、7u55より前にリリースされたWindows用Javaオンライン・インストーラに実行しても、スポンサーのオファーは無効化されません。Macのコマンド・プロンプトによる手順は8u40リリースに適用されます。
Mac OS X (8u40リリース)
- Macインストーラ・バンドルをダウンロードします(DMGアーカイブです)
- ダブルクリックしてアーカイブをマウントします
- ターミナル・ウィンドウを開き、マウントしたアーカイブを指定します
open
コマンドでインストーラを起動し、SPONSORS=0
引数を渡します
open
<ダウンロードしてマウントしたインストーラの.appのパス> --args SPONSORS=0
例
open /Volumes/Java\ 8\ Update\ 40/Java\ 8\ Update\ 40.app --args SPONSORS=0
Microsoft Windows (7u55以降)
コマンド・プロンプトを使用してJavaをインストールする手順の概要は次のとおりです。- ローカル・システムへのオンライン・インストーラのダウンロード
- コマンド・プロンプト方法を使用したJavaのインストール
ローカル・システムへのオンライン・インストーラのダウンロード
- Windows Onlineインストーラをクリックします。
- 「ファイルのダウンロード」ダイアログ・ボックスで「保存」をクリックします。
- 保存先として、ローカル・システムのフォルダを選択します。
ヒント: ご使用のコンピュータのわかりやすい場所(ディスクトップ、「ダウンロード」ディレクトリなど)にファイルを保存します。
コマンド・プロンプト方法を使用したJavaのインストール
- 「スタート」をクリックします。「プログラムとファイルの検索」ボックスに「コマンド」と入力します。
- 一致する項目のリストが表示されます。「プログラム」リストにある「コマンド プロンプト」をクリックします。
- インストールを開始するには、「コマンド プロンプト」ウィンドウで「ダウンロード」ディレクトリに移動します
-
cd Downloads
続いて、次のように入力します: jre-7u55-windows-i586-iftw.exe SPONSORS=0
ここで、SPONSORS=0
はJava更新でスポンサのオファーを無効化するフラグです。
注意: 上の例は、Javaバージョン7u55が「ダウンロード」ディレクトリにダウンロードされていることを示しています。別の場所にJavaをダウンロードした場合は、正しいディレクトリを指定する必要があります。 -
- プロンプトに従って、インストールを完了します。