Java Web Startとは何ですか。また、どうやって起動しますか。

Java Web Startソフトウェアを使用すると、WebからJavaアプリケーションをダウンロードして実行することができます。Java Web Startソフトウェアでは、
  • アプリケーションを1回クリックするだけで起動できるようになります
  • 常に最新バージョンのアプリケーションが実行されることが保証されます
  • 複雑なインストール作業やアップグレード作業が不要になります

Java Web Startソフトウェアの入手

Java 5.0以降では、Java Web StartはJava Runtime Environment (JRE)に含まれています。つまり、Javaをインストールすると、Java Web Startも自動的にインストールされます。Java Web Startソフトウェアは、Java Web Startテクノロジを使用しているJavaアプリケーションを初めてダウンロードしたときに自動的に起動します。Java Web Startソフトウェアは、ローカルのコンピュータに最初のアプリケーション全体をキャッシュ(格納)します。これにより、必要なリソースがすべてローカルに保存されるため、その後のアプリケーションは瞬時に起動できます。アプリケーションを起動するびにJava Web Startソフトウェア・コンポーネントによってアプリケーションのWebサイトに新しいバージョンがあるかどうかがチェックされ、ある場合は自動的にそのバージョンがダウンロードされ、起動します。

Java Web Startソフトウェアを使用してアプリケーションを起動する方法

ブラウザから

Webページからリンクをクリックします。

デスクトップ・アイコンから

アプリケーションを頻繁に使用する場合は、デスクトップや「スタート」メニューにショートカットを作成することができます。Java Web Startから、ショートカットや「スタート」メニューのエントリを作成するかどうかを尋ねられることがあります。「はい」を選択すると、それ以降はブラウザを使用しなくてもアプリケーションを起動できるようになります。

Javaアプリケーション・キャッシュ・ビューアから

Java Web Startにはアプリケーション・キャッシュ・ビューアも用意されており、これはJavaコントロール・パネルから起動できます。キャッシュ・ビューアを使用すると、ダウンロードしたアプリケーションをすぐに起動できるようになります。

アプリケーション・キャッシュ・ビューアから起動する手順
  1. 「スタート」「設定」「コントロール パネル」の順に選択して、Javaアイコンをダブルクリックします。Javaコントロール・パネルが起動されます。
  2. 「一般」タブをクリックします
  3. 「インターネット一時ファイル」セクションの「表示」ボタンをクリックします
  4. 一覧で、起動するアプリケーションをダブルクリックします
Javaコントロール・パネル - キャッシュ内のアプリケーションの表示画面
コマンド・プロンプトから

コマンド・プロンプトでjavaws jnlp_urlと入力して、アプリケーションを起動することもできます(jnlp_urlは、アプリケーションのjnlpファイルのURL)。

  1. 「スタート」に移動します > 「ファイル名を指定して実行」 > commandと入力します
    コマンド・プロンプト・ウィンドウが表示されます。
  2. javaws url_of_jnlpと入力します

技術情報

» Developer Java Web Startドキュメント